遺言書といえば、作成される方も年々増加傾向にあり、平成29年あたりに遺言控除も可決しそうな、今注目を集める終活の一つです。
遺言書には、基本、自分の亡き後、財産をどのような形で残すのか?を記載するものですが、実は、この遺言書には「付言」という手紙を付ける事ができます。
付言とは、最後のラブレター…
以下、ある付言を例に付言とは何か?を勉強しましょう。
付言
家族の皆様へ
今まで本当にありがとう。皆のお蔭で大変幸せな一生を送ることが出来ました、ありがとう。
太郎さんと出会ったのが、今から50年前の話です、そしてこの出会いが私の人生の始まりでした。太郎さん、本当にありがとう。
その後、次郎、三郎という二人の子宝にも恵まれ、本当に幸せでした。
この先、次郎には、長男として、先祖の供養、お墓を守ってもらいたい、そんな想いを込めて財産の3分の2を。三郎にはそんな兄を支えて欲しいという気持ちで財産の3分の1を相続させます。
不平等には感じないで下さい。これが母である私の最後の願いであり、私の亡き後も家族が仲良く暮らしていってくれる事を願っています。
上記のような、なぜ、どう、財産を分配したか、などを記載する事ができ、家族の絆を守る素晴らしい遺言書が完成するでしょう。
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梶原行政書士事務所
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