離婚協議書。離婚を考えたら離婚届を出す前に、離婚後の約束事を書面に残しましょう。それが「離婚協議書」です。
家に住み続けるのはどちらか、引き払ってそれぞれ好きな場所に引っ越すのか、預金をどう分けるかなどの財産分与、養育費の額や期間などなど、夫婦間で決めなければならない事が、実は結構あります。
ネットで検索すると、離婚協議書の書き方が無数に出てきます。これらを参考に自分たちで作る事が可能な時代です。
そして専門家のページを見ると、「離婚協議書は公正証書に」と書かれています。
この情報をもとに、自分たちで公証役場に行き、離婚協議書を公正証書にすることも出来ます。
そもそも、約束事を書面にすることは大切なことです。これはお互いが約束を守りましょうという契約書のひとつであって、お互いを守るためのものです。そして、養育費の取り決めなどあれば、お互いの子を守るためのものにもなります。
このように考え、自分たちで離婚協議書を作り、なおかつ公正証書にしたから、もう安心。ですよね?
しかし、離婚協議書を作った。離婚協議書を公正証書にした。にもかかわらず、当事務所へのご相談が後を絶ちません。
公正証書にしてない離婚協議書の場合
・約束を守ってくれない
・お金の振込が遅れている
公正証書の場合
・払ってくれないから強制執行の手続きを始めたが、相手の職場が変わってて差し押さえるものが分からない。
・養育費の額が低すぎた。増額したい。
・相手が財産を隠してた。請求したら「精算条項」?があるから応じない。
・相手の所在が分からない
・作り直したい
などなど、せっかく作った離婚協議書も意味がありません。
何がいけなかったのか。単純に離婚協議書の内容に問題があったわけです。
いろいろな専門家のページを複数見ながら作ったのに何がダメだったのか。
それは、基本的に100%の情報を載せているところが、限りなく0に近いということが挙げられます。
100%載せてしまうと、仕事になりません。
100%載せているところもありますが、それは平均的で一般的な内容になっていることが多く、ある程度まで許容できるものは出来上がります。
夫婦の実情は、千差万別。それぞれの夫婦が抱える離婚問題は、カテゴリでは分けることができても、財産や養育費、はたまたそれぞれの収入や実家の家族・親族の状況などを考慮すると、一括りにはできません。
もちろん、「離婚」には少なからず感情も入ってきます。人が抱える感情で全く同じということは、ほぼあり得ません。
ということは、ある種「離婚協議書フォーマット」だけでは、離婚後のトラブルに対応できないケースが発生してしまうのです。
「専門家に依頼したら費用がかかるから自分たちで作ろう」
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結果:お金が振り込まれない。 作り直しに応じてくれない。 作り直すにも費用がかかる。
最終的に、最初から専門家に依頼しておけばよかった。と後悔される方が、最近非常に多いです。
時間もかかるし、離婚してもなお相手とかかわらなければならない上に、さらに費用がかさむ。時間もお金ももったいないです。
離婚を考えたら、離婚届を出す前に、そして公正証書を作る前に、まずは専門家に相談してください。
当梶原行政書士事務所は、離婚案件を多く取り扱っております。離婚後のトラブルを回避できるように、またご相談者様の意向に沿えるように、スタッフ一丸となって対応させていただいております。
離婚後の新しい人生の第1歩を踏み出せるよう、そしてお子様がいるのであればお子様の今後の生活・将来に向かって安心できるよう、お手伝い出来ればと思っております。
女性スタッフも常駐しておりますので、お気軽にまずはご相談ください。
初回の相談は無料です。
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